ひらスカート8着目

2009年6〜7月

使用生地:スカート6着目の余りを使った。ポリエステルツイル(ポリエステル100%)148cm幅

6月24日(帰宅後) 型紙を印刷、貼りあわせ。
6月27日 布を裁断(型紙より大きめに裁断して、布を吊るしておく)
6月29日(帰宅後) 型紙に合わせて布を裁断
6月30日(帰宅後) 裁ち目かがり
7月1日(帰宅後) 裁ち目かがり
7月9日(帰宅後) 縫製(スカート本体)
7月10日(帰宅後) 縫製(ポケット)
7月12日 縫製(ファスナー付け、ベルト付け)
7月13日(帰宅後) すそ上げ
7月14日(帰宅後) ホック付け、試着

スカートのデザイン

ポイントは以下の3点
・フレアースカート
・スカート丈は長め
・右ファスナー、左ポケット


スカート6着目で、たくさんの布が余った。
四角い布から、扇形を切り抜くのだから余るのは当然であるが、
それを考慮しても結構たくさん余った。

そこで、スカートをもう1着作れないかを検討した。
市販のひらひらしたスカートは、すそ回り2mぐらいあればできる。
「タックスカート」のデザインで2m取れるかどうか測ってみたところ、
ちょっと布が足りなかった。
「フレアースカート」のデザインだったら、すそ回り2m取れそうだった。
これまでに作成したスカートから、プリーツを除いた感じとなった。
 フレアースカートは、ウエストまわりにタックがない。一方、タックスカートは
ウエストまわりにタックがあるため、より多くの布が必要となるのである。


 最近の傾向として、スカート丈は長めを目指している。
長めの方がスカートの広がりが大きくなるし、ウエストが高く見えてバランスが良いと
思った。布が取れる範囲でスカート丈を長くしてみたところ、68cmとなった。


スカートの製作

無地の布なので、どの方向にでも裁断することができる。
布のクセを考えると、本来は方向をそろえた方が良いが、今回は方向はこだわらずに
布を裁断した。
型紙をいろいろな方向に置いて試行錯誤して、布を切り出す位置を決めた。
(端から順に切り取っていく方法では、途中で布が足りなくなる)

すそ回り2mのスカートの場合、ふつうは、前後で1枚ずつの布を使うと思われる。
しかし、今回は余った布を使うため、前後で2枚ずつ、合計4枚の布を切り出して
縫合した。

前スカートは、1:1、つまり、体の中心に縫い目がくるデザインとなった。
後ろスカートは、1:3、つまり、縫い目が左にある非対称なデザインとなった。

縫い目に、わずかでも引きつりやゆがみがあると、フレアーがきれいに出ないようだった。
布を縫合したときに長さが食い違ったときは、ほどいてやり直した。

スカートのすそは1回だけ折り返して縫った。

幅4cmの太いベルト芯を使うのが最近の傾向であるが、以前作り直したスカートの3cm幅の
ベルト芯が余っていたのでそれを使った。

フレアースカートを作成するときは、一度裁断した布を一昼夜吊るして布を伸ばす
のが原則である。今回、それに従って布を伸ばした後、型紙に合わせて裁断した。
しかし、布はほとんど変化しなかった。
また、型紙から少しだけはみだした布を切るのは、ほとんど無理だった。
はさみではなく、ロータリーカッターが必要だった。

ところが、試着した後、後ろの方が2cmほど長いことに気がついた。
座ることで布が伸びてしまったのではないかと思う。

実物イメージ

オリジナルデザインのため転載禁止!

スカート
プリーツのないデザインです。
フレアーがきれいに出ません。
スカート
スカートがそれなりに広がっているが、フレアーがきれいに出ない。
スカート
バックスタイル。
縫い目が左に寄っています。



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