プリスカ2題

2008年2月

スカート:T/Rタータンチェック(ポリエステル65% レーヨン35%)148cm幅。 1365円/m
     合計2.6m使用。

2月16日 スカートの型紙を印刷、貼りあわせ。
2月17日 スカートの布を裁断、印つけ。縫製。
2月18日(帰宅後) ファスナー、両脇の縫製。
2月19日(帰宅後) ベルト付け。
2月20日(帰宅後) すそ上げ。
2月23日 ホック付け。プリーツ縫い留め位置を調整。試着。

2008年3月

3月16日 ミニスカートの布を裁断、印つけ。縫製。
3月22日 ミニスカートのベルト付け、ホック付け。試着。

スカートのデザイン

一般的なプリーツスカートを作ってみたくなった。
これまでに作成したプリーツスカートは、扇形状に裁断した布を使っていた。
この方式を「アンブレラプリーツ」と言う。

一般的なプリーツスカートは、長方形の布で、プリーツを平行にたたんで作る。
これだと、ウエストまわりの布の量と、すそまわりの布の量が同じとなり、
すそが広がらないように思える。
しかし、実際に流通しているのは一般的なプリーツスカートがほとんどであるが、
女子が着用すると十分にすそが広がっている。

一般的なプリーツスカートと、 アンブレラプリーツを比較すると、
一般的なプリーツスカートの方が製作がずっと楽である。
 その理由は、
 ・長方形の布を使用するので、買ってきた生地を効率良く使えるため、
   縫い合わせる布の枚数が少なくて済む。
 ・すそ上げのとき、単純に折り返すだけで良い。(アンブレラプリーツの
  場合、単純に折り返すだけだと布が余ってしまう)

一般的なプリーツスカートで広がりが表現できれば、それに越したことはない。


これまでに作成したスカートは無地だったが、今回、タータンチェックを採用した。
タータンチェックは、一般的なプリーツスカートに適している。
タータンチェックでアンブレラプリーツを作ると、タータンチェックの
模様が斜めになってしまい、あまり美しくない。
一般的なプリーツスカートなら、チェック柄が地面と並行に出せる。


一般的なスカートは、前と後ろで布の量が違うという。
実際、これまで作成したスカートでは、ファスナーがわずかに前に寄っている
気がしていた。
今回作成したスカートから、前と後ろで違いを持たせるようにした。

スカート製作

今回使用した布は、厚みがあった。
布を2枚重ねにして、ルレットで印付けを行うと、型紙が切れた。
型紙は1回使うだけなので、特に問題はない。

厚みのある布なので、ひらひら感は少なかった。
アイロンがかかりにくく、折り目をつけるのに苦労した。
今回はじめて、折り目加工スプレーを使ってみたが、なかなか折り目はつかなかった。

買ってきた生地から、前後の2枚の布と、ベルト部分を切り出すだけで
裁断は終わり。とても楽だ。
注意しなければいけないのは、前後でタータンチェックの柄を合わせること。
1着目はこれで失敗してしまい、スカート丈を少し短くすることで対策した。

肝心のスカートの広がりはどうかというと、アンプレラプリーツよりも小さかった。
布にもよると思うが、やはりアンプレラプリーツの方が広がりやすいようだ。
これからはアンプレラプリーツで作成しようと思った。

実物イメージ

オリジナルデザインのため転載禁止!

スカート
ミニスカートです。
露出度が高くて恥ずかしいので、着用イメージはありません。
スカート
ロングスカートです。
スカート
ひざが隠れるロングスカートです。
スカート
ちょっと広がりが足りない。
スカート
チェック柄の位置は水平にそろっているでしょ。
→この写真で見える部分は、縫い目がない1枚の布なので、そろっていてあたりまえでした。
スカート
横から見た図です。(写真中央の上の方にファスナーがあります)
中央に縫い目がありますが、チェック柄の位置は水平にそろっているでしょ。


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